こんにちは!
男の35年ローンで家を購入して残りの34年残った状態で
会社員を辞めてフリーランスとして独立した
シコ踏み男でおなじみの
TAROです。
4月よりフリーランスとして
「オンラインでシコトレを指導する」という活動を開始しているわけですが。
何のために周りからみたら無謀に思われる挑戦をしているのかをこれまでの人生経験からなぜここにたどり着いたのかといった部分も含めてお伝えできればと思います。
目次
子供への運動指導の夢からの挫折
自分自身、運動に対してコンプレックスだらけの幼少期を過ごしてきました。
サッカーをやってもボールは前にとばずに
(なぜか後ろに飛ぶ)
水泳をやっても泳げない
バスケをやってもイマイチ
スキーをやっても木にぶつかり断念、、、
といった感じで大のつくほど運動嫌いの人間でした。
そんな自分が生涯で唯一楽しさを感じた競技が
「相撲」
シンプルかつルールも単純明快。
なぜか柔道や格闘技のような階級制がないため大人と子供のような体重差があっても
同じ土俵で同じルールで取り組むのです。
かっこいいナイキやアディダスのスポーツ着を身にまとわない
裸一貫。
そこには今までに体験したことない不思議な魅力がありました。
歴史、国技、日本伝統、所作、神事
「相撲」にはまさしく心技体という言葉がピッタリあてあまるということを
相撲の稽古の中で学ぶと同時に可能性も感じました。
そんな私が体を動かすことの楽しさを多くの子供に伝えたいという思いがあり
専門学校で運動生理学について学び幼児体育の会社の入社面接に挑戦したときの出来事です。
サッカーの実技テストでリフティングがあり、そこで事件が発生、、、。
サッカーのリフティングといえば手以外を使いボールが地面に落ちないように
コントロールし続ける動作なのですが、、、
なぜか自分がリフティングするとボールは
スッポーーン!と勢いよく前に飛ぶんです。
記録2回、、、
面接官「緊張してるのかな、、もう1回どうぞ!まぁ、リラックスして」
結果は、何度やっても同じでした。
気持ち良いほどに前に
スッポーーンです。
そんな挫折からリフティングの練習をはじめるも
そもそも自分は何をしたいのか?
サッカーを教えたいのか?相撲を教えたいのか?と自問自答しているうちに
子供への運動指導の熱が冷めて断念。
シニアの運動指導から見出した可能性
人生100年時代ということで介護業界にも少し興味があり学生時代にアルバイトでデイサービスで働き介護資格の取得としての「有料老人ホーム」での実習が人生を変えるきっかけとなりました。「有料老人ホーム」といえばいわゆる人生のエンディングを過ごす場所です。
車いすに座った80歳くらいの老婆が私に
「トイレ行きたい」と仰いました。
実習では実習生の単独行動が禁止されているため私はそこで働く介護職員の方に伝えました。
するとその介護職員の方は、怪訝な表情を浮かべながら
「大丈夫です」と素っ気ない態度、、、。
呆気にとられた私は伝わってないと思い他の職員にも同様に伝えると
「あの人はオムツしてるから大丈夫です!」との業務的な態度でその場を後にしました。
車いすに座った老婆は穏やかな表情で私の顔を見つめ続けているのですが
その老婆の気持ちを考えると
私の中では悔しい気持ちと怒りの気持ちで居たたまれない気持ちになったのを今でも覚えています。
実際の介護現場の人材不足などの様々な問題を考えるとやむを得ないといった意見も多くありました。
そこで考えました。
歳をとったら自分でトイレに行けなくなるのか?
NO!
この問題を解決する糸口は必ずあるはず!
介護業界の常識を変えるべくアルバイトで働いていたデイサービスへの入社を決意してアンチエイジングや介護予防についての専門分野を学び実践することでストレッチや筋トレとは別のバランス感覚や体の無駄な力を緩めて人間本来もつ身体機能を取り戻すトレーニングに着目したプログラムを考案してきました。
その中でも一貫してシニアの方に伝え続けてきたことは
なんとなくやる運動ではなく「何のために」を大事にしていただいてました。
何歳になっても自分でトイレに行くためのトレーニング
個人的には歩くよりも大事なことだと思っています。歩くのが大変になってきたら補助具として手すりや杖や歩行器や車いすなど複数の選択肢が存在しますがトイレでズボンやパンツを下す動作が自分で出来ない場合は人の手をかりるという選択肢しかないのです。
延べ3万人以上の人生のエンディングともいえる時間を共に過ごすことで分かった結論。
人生を豊かにするために必要なことは「足腰」。
お金じゃなくて「足腰」。
※アシコシと10回早く言うと「シコ」になるって知ってました?(笑)
15年も介護業界で働いていると人の一生
(人生)について考えさせられる場面とも多く向き合ってきました。
・寝たきりになる方
・食事を口から食べられずに管で胃に直接栄養をとる方
・認知症になる方
・家族とのトラブル
・金銭問題
・終末期問題
豊かな人生ってなんだろう?を追求してきた15年間。
私が思い描くビジョンの
「足腰を鍛えて人生を豊かにする」という取り組みにより、これらの問題が100%解決されるとは思っていません。
しかし今までの経験から断言して言えることは「やらないより100倍良い」ということです。
そして
「なるべく早くにはじめる必要あり」
※ここ大事(^^)
デイサービスの例で例えると(笑)
入浴サービスですね。
「面倒くさい、面倒くさい」と言っている人でも
入ったあとにはほぼ100%の方が
「気持ちよかった」と心も気持ちも元気になる、あれと一緒です(^^)/
35歳の男が脱サラしてフリーランスを選んで独立した理由
今まではシニアに向けて介護保険のサービス内でこのようなサービスを提供してまいりましたが、なぜ介護とは無縁の今現在バリバリ働く世代の方にも向けてこのようなサービス提供を開始したのかというと、介護保険内でこのようなサービスを提供し続けることに限界を感じたからです。人材不足の問題もそうですが、介護が必要になった時点で運動をはじめるということは有意義なことではありつつも効率が悪いのは事実です。
もっと早くに運動を習慣化していれば、、、といった方も多く見てきました。
シニアに関わらず比較的体の自由が利く人たちが「足腰」というワードに目を向ける必要があると感じております。
何もかもが便利になる現代社会において足腰を鍛えるということが
「重要だけど緊急じゃない」という分類に追いやられている気がしてならないのです。
前章でも記載した通り15年間の介護業界に携わっていた一人として「足腰を鍛える」ということがどれほど重要であるかということは人一倍理解してきたつもりです。
そこで忙しくて自分の体のメンテナンスに投資する時間がない方でも
1日10分の新習慣で効率よくギュッとお力になれる新サービスとして
シコトレオンラインというサービスを立ち上げました!
15年前にかかげたおおきなビジョンである
「介護業界を変える」というビジョンは源流として変わらずにあります。
そのビジョンを実現するためにはフリーランスとして情報発信と指導業により価値提供することが重要であると感じ現在に至ります。
それで「なぜ四股(シコ)なの?」という素朴な疑問につきましては次回のブログでご紹介いたします。
それではここまで読んでいただきありがとうございます!
感謝、感謝です!
次回もヨロシコ(^^)/
シコトレオンライン
パーソナルトレーナー
吉村 太朗 (よしむらたろう)